症状には個人差があるので、風邪が治りかけてくると、この2つのサインの両方が必ず全員に現れるとは限りません。 でも、この2つのサインを知っておくことで、風邪の治りかけのタイミングを見逃さずに正しい対処をすることができます。 痰や鼻水が黄色でドロッとしている 痰や鼻水が黄色でドロッとしてきたら、「風邪が治りかけてきている」サインです。 痰や鼻水は、体の防御反応の1つです。痰や鼻水を分泌して、ウイルスを体外へ出そうとします。 風邪のひき始めや症状が一番重い時には、「痰や鼻水は透明~白で、サラサラとした性状」であることが多いのです。 しかし、風邪の治りかけになると、痰や鼻水は黄色くドロッとなってきます。 体の免疫システムである白血球がウイルスと闘って、闘いの残骸である「白血球やウイルスの死骸」が痰や鼻水に混ざって、黄色でドロッとした性状に変化するのです。 サラサラした水っぽいたんが硬くなり、白色か