嗚呼。 また一つ貴重な、そして最後だったかもしれないコミュニティの場が無くなってしまった。 居場所を無くした喪失と、独りぼっちになってしまった不安。 その気持ちに上手い収拾をつけることが出来ず、混乱している。 閉鎖までのゴタゴタはある程度解っているけれど、まさかこれほど唐突に終わってしまうなんて。 あの場につどった沢山の筆者たちを繋いだ糸はぷつんと切れ、求心力を無くした凧のように散りじりになってしまうのか。 僕もまた、どこへ行くのか。 日記才人、Read Me!、そしてテキスト庵。 それらの閉鎖はそれぞれに事情があるけれど、でもネット界の大きな流れなのかも知れない。 個人が文章を書き、それを公開する。 かつては確かにあった、そんな楽しみの灯が消えかけているんだろう。 あの頃、更新されると小躍りするほどに嬉しかった幾つものテキストサイト。 そのどれもがいつの間にか更新されなくなり消えていった