2008年に生産が中止された「ポラロイド」ブランドのインスタントフィルムカメラが10年夏に「復活」する。 同ブランドの生産・販売権を取得した米企業連合の日本法人「サミットグローバルジャパン」が3日、白黒とカラーの両フィルムに対応する新機種「ポラロイド1000」(想定価格8000円前後)を発売すると発表した。 プリンターを内蔵し、同様の機能を持つデジタルカメラ(同1万9800円前後)も今月から売り出す。 ポラロイドは、撮影後すぐに印刷できる利便性が受け、世界で大ヒットしたが、デジタルカメラの普及で需要が急減。生産元の米ポラロイド社は08年夏に生産を中止し、同年12月に経営破綻(はたん)した。