東京電力は30日、原発事故の陣頭指揮をとっていた清水正孝社長が、29日夜、極度のめまいを訴えたため入院したと発表した。清水社長は震災後、体調不良を訴えて、陣頭指揮を離れていたこともあった。
東京電力は30日、原発事故の陣頭指揮をとっていた清水正孝社長が、29日夜、極度のめまいを訴えたため入院したと発表した。清水社長は震災後、体調不良を訴えて、陣頭指揮を離れていたこともあった。
高放射線量、作業員に周知せず=東電「3人の被ばく防げた」−2号機に真水注入作業 時事通信 3月26日(土)12時16分配信 東日本大震災で被災し、深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の3号機タービン建屋地下で作業員3人が被ばくした事故で、東電は26日、1号機の同建屋地下で18日の時点で高い放射線を検出しながら、現場の作業員に周知していなかったことを明らかにした。1号機も3号機同様、地下に高濃度の放射性物質を含む水たまりがあり、東電は「しっかりと注意喚起していたら、今回の被ばくは防げた」と認め、謝罪した。 一方、同社は26日、1、3号機に続いて2号機でも、消防ポンプによる原子炉への真水注入を始めた。真水には核分裂反応を抑えるホウ酸を混入、2号機は中央制御室の点灯も同日中に行う。また、1〜3号機のタービン建屋地下で高濃度放射能が検出された水を慎重に排出。4号機の水についても、
東京電力の勝俣恒久会長は30日、都内で会見を開き、福島第一原発の事故や放射性物質放出による被害について、「心から深くおわび申し上げます」と謝罪。同原発1〜4号機は「今の状況を見ると、おそらく廃止せざるを得ない」と言明した。
発電のための燃料となる原油の価格は昨年前半に暴騰。2007年夏の地震以来、柏崎刈羽原発は停止したまま……厳しい状況のなか、昨年6月就任したのが清水正孝社長だ。従来のトップたちの経歴とは異なる異色ぶりが注目を浴びた。 東京電力 清水正孝社長●1968年、東京電力入社。資材部長、常務、副社長を経て、2008年6月より社長。「組織が大きくなると、縦割りの弊害が出てくる。その際、組織を横断する『串刺し』の考え方が大事になります。人の交流や組織の運営で『串刺し』を徹底的に行えば、全体最適が生まれるのです」 ――現在の経済状況をどう見ますか。御社の業績に与える影響は? 電力の需要という窓口から世の中を見てみますと、昨年12月は異常なほどの落ち込みです。産業用大口電力の需要は、日本の全電力会社の合計で対前年比10%以上も減っています。とくに鉄鋼や機械の落ち込みが顕著です。 過去にも減少期は第一次石油危機
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