極真空手の指導員の男が、「救急対応が悪い」と主張して消防隊員の顔を拳で3回殴ったとして、逮捕されました。 公務執行妨害などの疑いで逮捕された、極真空手の指導員・東博昭容疑者(50)は、大阪・貝塚市の消防本部で、43歳の消防隊員の顔を、手の甲で3回殴った疑いが持たれています。消防隊員は軽傷です。警察などによりますと、東容疑者は、「自宅にいる交際女性の体調が悪い」と119番通報し、2分後、自ら消防本部に到着。その場で再び女性の容体を聞かれたことに腹を立てたということで、容疑を認めています。救急車は119番通報後、すぐに出動し、女性を病院に搬送していて、貝塚市消防本部は、「訪問者が通報者とは気づかなかったが、対応に問題はなかった」としています。