山梨県が検討を進める「富士山登山鉄道構想」をめぐり21日、地元の山中湖村で住民に向けた初めての説明会が開かれました。 富士山をめぐって、県は来訪者の管理や環境保全の対応策として、ふもとと5合目をLRT=次世代型路面電車で結ぶ「富士山登山鉄道構想」の検討を進めています。 この構想について県は21日、地元の山中湖村で初めて住民向けの説明会を開き、およそ180人が参加しました。 このなかで長崎知事は「登山鉄道には賛成や反対の議論があるが、富士山の現状をなんとかしないといけないこと、そして富士山を大切に守り次世代につなげなければいけないという価値観は県と地元で共有している」と述べました。 そのうえで、県が検討を進めるLRTは輸送量や移動中の快適さなどの面で電気バスより優れているとか整備にかかる費用は県や民間企業、それに国で分担できる、といったことなどを説明しました。 説明会に参加した地元の男性は「