巡回先で最近見つけた幾つかの記事が似たテーマを取り扱っていると思ったので。 『私法70号』で読む商法と民法の交わらなさに示されている、いとうY先生のポイントのうち興味深かったのは、後者である。 詳細はリンク先の記事に当たっていただくとして、学者の先生のレベルとは大きく違いもっと俗っぽい話だが、実務家も海外で勉強してくると多少は「染まって」帰ってくるわけである。ただ、(アメリカのロースクールでやるeconomic analysis of lawやpolicy implicationなど)染まったものをそのまま仕事に持ち込もうとするとその帰結は想像するだけで恐ろしい。。(この辺は自分ではうまく整理できないし、以前にも議論されているところだから、深入りはしませんが) policy implication(政策的含意)と政策現場とは大きな乖離が有りそうだし(well informedの上で「安易に