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ブックマーク / nylawyer.exblog.jp (8)

  • New York Today~What's Happening in the City~

    巡回先で最近見つけた幾つかの記事が似たテーマを取り扱っていると思ったので。 『私法70号』で読む商法と民法の交わらなさに示されている、いとうY先生のポイントのうち興味深かったのは、後者である。 詳細はリンク先の記事に当たっていただくとして、学者の先生のレベルとは大きく違いもっと俗っぽい話だが、実務家も海外で勉強してくると多少は「染まって」帰ってくるわけである。ただ、(アメリカのロースクールでやるeconomic analysis of lawやpolicy implicationなど)染まったものをそのまま仕事に持ち込もうとするとその帰結は想像するだけで恐ろしい。。(この辺は自分ではうまく整理できないし、以前にも議論されているところだから、深入りはしませんが) policy implication(政策的含意)と政策現場とは大きな乖離が有りそうだし(well informedの上で「安易に

    New York Today~What's Happening in the City~
  • Go East/West/North/South | New York Today~What's Happening in the City~

    シカゴ大学ロースクールに留学されている方のブログのエントリー2006/1/13 留学の際の学校選びで、NYCとシカゴの比較がされているので、ちょっと自分も触れてみたい。 ① NYの大学は授業が大人数でFacultyとの交流が薄い これはほとんど100パーセント正しい。ゼミ(seminar)ならまだしも普通の授業(course)では交流は薄い。ちなみに、僕が通うロースクールのLLMのInternational Student(留学生)は250人いて、多い順に日人、中国人、スイス人、ドイツ人の順番。日人は30人弱くらいか(多すぎて分かりません)。 ② NYの大学は、学生間の交流が少なく、特に日人はほとんど日人としか交流する機会がないらしい これは評価が難しい。ただ、僕は仲良くしているメキシコ人とオーストリア人がいるけど彼らは最初の頃知り合った連中だ。逆にいえば、授業が始まってからは仲良

    Go East/West/North/South | New York Today~What's Happening in the City~
  • http://nylawyer.exblog.jp/7954420/

  • マイノリティであるということ | New York Today~What's Happening in the City~

    何をいまさらと笑われるかもしれませんが、外国で生活するということ、外国で仕事をするということがなかなか厳しいなのだということが、この一年で良く分かりました。 日で日人として生活していれば自分がマイノリティであることを感じることはまずないと思います。しかし、外国で暮らしていると自分がマイノリティであることを強烈に感じさせられることが少なくありません。ニューヨークが国際的な都市であるのは間違いないのですが、そこに住むアメリカ人が国際的な人間とは限らないわけです。アメリカ人は、まあこういうとあれですが、あまり他国のことに興味はないように見えます。また、英語を母国語としない人を英語が話せればそれをもって優秀と決めるようなことがあり、これには違和感を感じざるを得ません。先日もあるパートナーが英語がとてもうまい日人をとても優秀なビジネスマンだと褒めていましたが、その日人は新卒に等しくお世辞にも

    マイノリティであるということ | New York Today~What's Happening in the City~
  • In an Uncertain World? | New York Today~What's Happening in the City~

    実はちょっと前まで●●みたいな仕事をしている時間が多く、それなら予定より早く帰国しようかとさえ思っていました。今の事務所では私は完全なマイノリティ扱いであることは分かっていますし、外国で働いていれば嫌な思いは当然するので「耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ」べきことも分かっているのですが、さすがに今回は久しぶりにブルーになりました。(あっぽーなアソシエイトからのブラックベリー宛メールを見た直後の池越えパー3で、ボールを3つ(!)池に入れたことは内緒です。その日は109?) もちろん私が仕事ができないだけで、優秀な方には当てはまらない話かも知れません。ただ、先日、American Lawyerという雑誌がアソシエイト満足度調査をしていることに関する記事が廻ってきたのですが、そこに私とまったく同じような感想を持つアソシエイトのコメントが掲載されていました(訳は私です)。 "I don't know

    In an Uncertain World? | New York Today~What's Happening in the City~
  • PEファンド・アクティビストヘッジファンドに関するOECDのペーパー | New York Today~What's Happening in the City~

    最近、アクティビズム、ヘッジファンド、LBOファンドなどという言葉をよく聞くようになったわけですが、先日某シンクタンクに勤務する知人から教えてもらったOECDが作成したこの資料:THE IMPLICATIONS OF ALTERNATIVE INVESTMENT VEHICLES FOR CORPORATE GOVERNANCE(pdf)、blogsphereでもまだ出回っていないようなので、貼り付けておきます。かなり詳しい分析がなされており、ちょっと感動。。。友人Harry氏がブログで取り上げるかなーと思っていたら、「長すぎるから今度教えて」(意訳)といわれてしまいました。私は読んだことは読んだのですが、これをまとめるのは至難の業なので別にまとめることは私もしません。ただ、感想を2つばかり。 1つ目は、「ヘッジファンドだのLBOファンドだのいうけれど大体ヤツラは何をやっているか外からはよ

    PEファンド・アクティビストヘッジファンドに関するOECDのペーパー | New York Today~What's Happening in the City~
  • 北畑経済産業事務次官の事務次官等会議後記者会見の概要 | New York Today~What's Happening in the City~

    「まず、最初の方の高裁判決のうち、スティール・パートナーズを濫用的買収者に該当すると判断をされたということは、大変画期的な判決だろうと思います。それから、濫用的買収者について真に会社経営に参加する意思がないにもかかわらず、もっぱら当該会社の株価を上昇させて、当該株式を高値で関係会社等に引き取らせる目的で買収を行うことという定義のようなものを再度確認をしておられまして、スティール・パートナーズという個別の案件であると同時に、後者は一般的な考え方を示されたということで、私は非常に画期的な判決だろうと思います。有識者の中でここまで踏み込んでやる必要があったのかとか、具体的にこの案件でスティール・パートナーズが濫用的買収者という行為をしていたのかどうかというところに疑問があるということを紙面で見ました。そういう意見もあろうかと思いますけれども、私は企業価値研究会で議論してきたときに、アメリカのデラ

    北畑経済産業事務次官の事務次官等会議後記者会見の概要 | New York Today~What's Happening in the City~
  • 平成19年(ラ)第917号 株主総会決議禁止等仮処分命令申立却下決定に対する抗告事件 | New York Today~What's Happening in the City~

    「抗告人関係者は、投資ファンドという組織の性格上、当然に顧客利益優先の受託責任を負い、成功報酬の動機付けに支えられ、それを最優先にして行動する法人であり、買収対象企業についても、対象企業の経営には特に関心を示したり、関与したりすることもなく、当該会社の株式を取得後、経営陣による買収を求める一方で突然株式の公開買付けの手続に出るなど、様々な策を弄して、専ら短中期的に対象会社の株式を対象会社自身や第三者に転売することで売却益を獲得しようとし、最終的には対象会社の資産処分まで視野に入れてひたすら自己の利益を追求しようとする存在といわざるを得ない。」 (スティールパートナーズv. ブルドッグソース東京高裁決定31ページ) 法律実務家に必要なのは「バランス感覚」だと教育されてきた。それは大学の法学部の授業でも、司法試験予備校でも、司法研修所でも、一貫して言われてきたように思う。 防衛側の代理人が書い

    平成19年(ラ)第917号 株主総会決議禁止等仮処分命令申立却下決定に対する抗告事件 | New York Today~What's Happening in the City~
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