2007年6月27日のブックマーク (1件)

  • 【春闘特集1 春闘の歴史】

    1、春闘とは 春が近づくと、「春闘」という言葉をニュースなどでよく聞きます。この「春闘」とは、�@春の時期に、�A労働組合がいっせいに、�B賃上げや労働条件の改善を求めて経営側と交渉することを示しています。 この「春闘」が生まれたのは、日の労働組合の組織形態と関係があります。欧米では、「産業別(労働)組合」が中心となり、労働条件改善の闘争を繰り広げて、大きな成果を得てきました。それに対して、日では、「企業別」に労働組合が組織されているため、経営側との力関係が弱く、十分な賃上げ要求ができないという弱みがありました。そこで、同じ時期に同一産業の主要企業で交渉することで、「企業別組合」の弱点を補おうとしたのが、1955年に始まった「春闘」です。 「春闘」は、当時の主要産業であった、炭鉱・私鉄・電産・金属・化学・電機産業等を前面に出し、そこで得られた成果を社会的に波及させるという意味があ