ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ戦争の破滅的な展開に「コントロールを失っている」と、ロシアの元連邦議員が本誌に語った。 プーチン「重病説」を再燃させる「最新動画」...脚は震え、姿勢を保つのに苦労 プーチンは政権掌握後初めて出口の見えない軍事的泥沼に陥っていると、ロシアの元下院議員のマルク・フェイギンは指摘する。「プーチンが自分の将来を自分で決められない事態に直面したのは、これが初めてだ」 フェイギンは現在、国外に拠点を移し、人権派弁護士として反体制派の女性パンクバンド・プッシー・ライオットや2021年にウクライナの首都キーウ(キエフ)でロシア軍の特殊部隊に拉致されたロシアの反体制組織のメンバー、Leonid Razvozzhayevら、著名な反プーチン派を支援している。 手詰まり感が強まるなか、プーチンはますます孤立し、ますます不安におののいていると、フェイギンは言う。