今日もお正月寒波がいすわって、寒い一日でした。そして今夜もよく冷え込みます。こんなさむ~い夜はタヌキの話でも聞いて下さい。最初に出会ったのは5年前の夏の夜でした。隣の松の木の根元になにかいるのを猫のパーチが教えてくれたのです。まだ生まれて間もないタヌキの赤ちゃんが数匹、出会うと最初は腰を抜かして驚いて、連結電車のようにしっぽでつながって逃げて行きました。タヌキは夏の間も冬になっても、餌を食べにやって来ました。そして春になると親別れなのか、サカリのせいなのか、ぷっつりと姿を消してしまうのです。夏に親が子ダヌキを連れてくるというパターンがそれから3年続きました。どうやら親はいつも同じらしいのですが、不思議なのは、毎年、違う子ダヌキに出会うはずなのに、年を経るごとに人間に対する警戒心が薄れて来る事です。出会ったばかりで、手渡しで餌を食べる子も出てくるようになりました。最初は、空き地の下の竹薮にこ