<ゲームデザイン論> ゲームが複雑になって、ゲーム離れが叫ばれる昨今。 複雑に見える理由のひとつがコントローラーのボタンの多さ。 昔のゲームはボタンも少ないのに楽しかった。それは単純なゲームだったから、という理由だけではない。 それは、少ないボタンでも楽しめるように「デザイン」されていたからだ。 確かに、昔のゲーム機に比べ最近のゲーム機はボタンが多い。 ファミコンのときは(十字ボタンを除くと)ボタンは4つ。 新しいハードがでるたびにどんどん増えていくボタンの数。 スーパーファミコンでは背面にL,Rボタン、表面にX,Yボタンが増えて一気に8ボタン。 セガサターンでは2D格闘ゲームの人気を受けて表面6ボタン仕様の全9ボタンに。 64では9ボタン仕様+アナログスティックが加わる。 プレステ2のデュアルショック2に至ってはアナログスティック2本とそれを押し込むことで使えるL3、R3ボタンまで登場し