31日(日本時間6月1日)のツインズ戦で八回途中無失点の好投で6勝目をマークしたマリナーズ・岩隈久志投手(32)の熱投を、同日の米メディアがたたえている。 この日の試合で八回途中7安打無失点と好投を見せた岩隈だが、ピンチは3度あった。三回の一死一、三塁、五回の二死二、三塁、そして七回二死一、三塁の場面だ。岩隈はこの厳しい状況で球を低めに集め凡打を打たせて後続を封印。「自分のピッチングができている。これからも続けていきたい」と振り返ったが、この冷静な投球術を米メディアがこぞって称賛した。 「ヘルナンデスはもはやシアトルのただ一人のエースではない。岩隈もその王座にいる」と称賛したのは地元紙シアトル・ポストインテリジェンサー電子版。岩隈はこの日の熱投で6勝目を挙げると同時に、防御率でもア・リーグ2位の2・13もマーク。同電子版は「岩隈は打者の目線をもてあそぶような、催眠術的で非慣例的な配球をして