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スゴ本に関するfukudamasa09のブックマーク (2)

  • 小説家のバイブル「小説の技巧」

    小説は自由だ。何をどう読もうと勝手だ。 けれども、小説から快楽を得ようとするなら、その技巧を知ることは有意義だ。前立腺やGスポットの場所を知らなくてもセックスは可能だが、より快楽に貪欲になるのなら、知っておいて損はないのと一緒(訳者の柴田元幸はもっと上品に、「ショートカットキー」に喩えてた)。「ヤってるうち自然と身につく」という奴には、「愚者は経験に学ぶ」という箴言を渡す。快は無限だが、生は有限。読める数は限られている。 同時に、小説書きにとってはバイブル級。読者を快楽の絶頂へ導く手引きが解説されているのだから。プロットやキャラといったハウツーを超え、マジック・リアリズムや異化、多声性、メタフィクションといった質的なレベルで語られる。しかもサリンジャーやナボコフ、ジョイスといった練達者のテクストが俎上乗っている。心してかかれ。 ただし、いそいで付け加えなければならないのは、「知る」ことと

    小説家のバイブル「小説の技巧」
  • 物語るための技術と原則「キャラクター小説の作り方」

    キャラクター小説(スニーカー文庫のようなヤツ)の作り方を通じ、物語るための原理原則が明らかにされている。ラノベに限らず、マンガの原作、シナリオライティングに有用な一冊。基中の基である物語の原則とはこれ→「主人公は何かが"欠け"ていてそれを"回復"しようという"目的"を持っている」 スゴオフ@松丸舗でオススメされ一読、こりゃいい、マネさせてもらおう(nobuさんに感謝、「物語の体操」も読みます)。何が良いかというと、きわめて具体的なところ。文章術小説の書き方というヤツは、謳い文句に反して看板倒れなものがある。「100枚書け」とか「必読100」とか、ハードルが高い作者の特殊なやり方を紹介しているものがある。それに比べ書は、カードとエンピツだけで実践できる。 その一つの方法はこれ、「カード&プロット法」と名づけてみた。「場面」をカードに書き込むのだ。B6サイズ情報カードに、一つの場

    物語るための技術と原則「キャラクター小説の作り方」
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