基本情報処理技術者試験は平成21年(2009年)の春期に大幅な変更が行われ、平成22年秋期は新しい制度に移行して4回目の試験となりました。試験の要綱や試験時間、合格基準、実際の過去問題などは情報処理推進機構のサイトをご覧ください。 平成22年秋期の午前問題は、過去問題からの流用が多く見られました。解答に時間を要する問題が多かった平成22年春期の問題と比較すると、少し難易度が下がり、過去問の演習でしっかり準備をしてきた方は合格ラインに達しやすかったでしょう。 午後問題は必須のアルゴリズムの問題がビット演算を扱っており、やや難しいものでした。選択問題は標準的な難易度といえます。選択した問題による差はあまりないのではないかと思われます。 午前試験の対策としては、過去問題の演習を中心にすべてのテーマを均等に学習するのではなく、取捨選択を行うとよいでしょう。学習時間に対する見返りが大きい分野、すなわ
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