因子負荷量 各変数と各因子の相関を表します。因子負荷量は、相関係数同様に0から±1の値をとり、考え方も相関係数と同様です。 しかし、次の項の共通性の推定により、独自因子(誤差)の分を除いていることに注意してください。 通常、この因子負荷量が高い変数を考慮して、因子の名前をつけます。 共通性 各変数と因子空間との相関を表しています。やさしくいうと、各変数が因子群によってどれだけ説明できるかを示すものです。0から1の値をとり、導かれた因子群ですべて説明できるときに1となります。これは、独自因子(誤差)項が0であることを意味します。重相関係数の2乗を用いて共通性を推定すると、共通性は、各因子負荷量の2乗和となります。 寄与率 ある因子がどの程度の説明力を持っているか割合を表します。