最近の情報システムのおかげで、さまざまな組織や機関で山のような情報の収集と参照が可能になっている。ところが、こうした情報は、その山に埋もれた関係性やトレンドを探し出して把握しなければ何の役にも立たない。複雑な手順を踏んで調査を行うプロジェクトではSPSSやSASのようなハイエンドな統計解析ツールが有用だが、これらのツールは高価であり、プロプライエタリなライセンスで提供されている。しかし、よく使われているプロプライエタリな統計処理パッケージの1つであるSPSSには、PSPPというオープンソースのクローンが存在する。 FedoraやUbuntuといった主要ディストリビューションのパッケージリポジトリには、旧バージョンのPSPPが入っている。Ubuntu、Fedora、openSUSEの次期バージョンにはPSPP 0.6.0が収録されるはずだが、その前にPSPP 0.6.0を試したければ、ソース
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