(CNN) 世界各国で日本のアニメと漫画がブームになっている。特に欧州ではファンが急増、ドイツやフランスはどこの書店にも漫画のコーナーができ、「ONE PIECE」(ワンピース)や「NARUTO-ナルト-」が大人気だという。 ドイツ各地の書店には「ピーチガール」「BLEACH」(ブリーチ)、浦沢直樹の「MONSTER」(モンスター)などの漫画が並び、中部ドイツのビースロッホのお祭りではソーセージやシュニッツェルの屋台と並んで「遊戯王」のテープやカードを販売。「アニメ」の言葉はショッピングモールの店員にも通じ、テレビではワンピースやナルトのアニメが放映されている。 日本のアニメ販売を手掛けるVIZメディアヨーロッパ(本社パリ)によると、漫画の年間売り上げは日本で約50億ドル、米国で1億2000万ドル、欧州と中東を合わせると2億5000万ドルに上る。欧州の漫画の売り上げの50%はフランスが占め