Web 2.0時代の産物「マッシュアップ」 最近はやや落ち着いてきましたが、「Web 2.0」の登場とブームはネットサービスに大きな影響を与えました。Web 2.0とは、特定の意味を表す単語ではなく、さまざまなサービスや現象をまとめて表したものです。Web 2.0の用語として、ロングテール、集合知、フォークソノミー、SNS(ソーシャルネットワークサービス)…… などなどが登場しました。 そのWeb 2.0のキーワードの1つとして「マッシュアップ」があります。今回はこのマッシュアップについて見ていましょう。 もともとは音楽用語で「混ぜ合わせる」という意味 「マッシュアップ」(Mash Up)という単語は「混ぜ合わせる」という意味で、もともとは音楽用語です。いろいろな曲を混ぜ合わせて(マッシュアップして)、違う曲にしてしまう手法のことです。 転じて、Web上で使われる「マッシュアップ」は「2つ