キャラクター小説(スニーカー文庫のようなヤツ)の作り方を通じ、物語るための原理原則が明らかにされている。ラノベに限らず、マンガの原作、シナリオライティングに有用な一冊。基本中の基本である物語の原則とはこれ→「主人公は何かが"欠け"ていてそれを"回復"しようという"目的"を持っている」 スゴ本オフ@松丸本舗でオススメされ一読、こりゃいい、マネさせてもらおう(nobuさんに感謝、「物語の体操」も読みます)。何が良いかというと、きわめて具体的なところ。文章術や小説の書き方というヤツは、謳い文句に反して看板倒れなものがある。「100枚書け」とか「必読本100」とか、ハードルが高い作者の特殊なやり方を紹介しているものがある。それに比べ本書は、カードとエンピツだけで実践できる。 その一つの方法はこれ、「カード&プロット法」と名づけてみた。「場面」をカードに書き込むのだ。B6サイズ情報カードに、一つの場