「データベース」とは何か? 企業には、顧客に関するデータや商品の在庫数など、企業活動で生じた「さまざまなデータ」が存在します。このようなデータを共有利用するために1つにまとめたデータの集合体が「データベース」です。 どこの会社でも行っている「売上管理」でデータベースを考えてみましょう。会社の規模が小さいうちは、「表計算ソフトウェアで、簡単に管理できる」と思うかもしれません。しかし、売り上げが伸び、取引先が増え、従業員数も増えていくに従って、これだけでは問題が発生するようになります。例えば、複数の従業員が同じようなデータを、それぞれ独自のやり方で作成/保持していると、「どれが最新のデータか分からない」「どれが正しいデータなのか分からない」「ある月の特定の日の売り上げデータだけが知りたかったのに、探すのに時間がかかる」、といったように、データ管理が徐々に難しくなり、必要かつ正確なデータをすぐに