先日、田原総一郎さんがこんなTweetをされていた。 ある出版社から話が聞きたいと呼ばれた。教科書が電子教科書になる流れがある。これを一つ持てば小学校から高校までどんな科目も全部間に合う。そこで出版社としてはこの流れをなんとかして止めたいと思っているのだ。電子教科書になれば紙や印刷はおろか出版社の存在も危なくなってしまうからだ。 出版社・・・本当にそんなこと思ってる? むしろ逆なのに。 出版社が紙の教科書にこだわりすぎると何が起こるか? 今は出版社が抱え込んでいる本当にコンテンツを作成する能力がある人たちが、そんな出版社に愛想をつかし、だんだんインターネットや電子書籍の世界に行ってしまうだろう。 前の記事「電子書籍はフォーマットとアプリを制したものが勝つ」でも書いたが、 電子書籍で一番大きな事件は、コンテンツが流通やデバイスと完全に切り離されたことだ。 (そのために「本の在庫」という概念が