デジタル分野におけるコンテナフォーマット (container format)は複数の個別データを単一ファイル(コンテナ)へ格納する規格(フォーマット)である[1]。 データの入れ場所(保管場所)の「ファイル」と、規格を意味する「フォーマット」で「データ格納規格」を意味するファイルフォーマットがデジタルデータの一般的呼び名であるのに対し、そのファイルフォーマットの一部である「動画の入れ物」として映像と音声を収納する規格として用いられたのが「コンテナフォーマット」という名称である。収納できるデジタルデータは、デジタル技術の進歩に合わせて、動画と共に使われる様々なフォーマットのデータが複数収納できるように拡張されてきた。規格をまとめた組織毎にさまざまな規格がある。 コンテナファイルは、さまざまな種類のデータを識別したりまとめたりすることができる。単純なコンテナフォーマットは、異なる種類の音声フ