Futura(フトゥーラ)は、1923年にドイツのバウハウスにおいて非常勤講師として勤めたパウル・レナー(英語版)(1878年 - 1956年)によって発表されたラテン文字のサンセリフ書体。いわゆるジオメトリック・サンセリフの一種で、幾何学的な造形が特徴的である。現在でもよく用いられているサンセリフのひとつで、ルイ・ヴィトンやラウンドワンのロゴにも使用されている。 名称の「Futura」とは「未来」を意味するラテン語であり、英語の「future(フューチャー)」に相当する。片仮名表記には「フトゥーラ」「フツーラ」「フツラ」「フーツラ」などいくつかの表記が見られるが、ラテン語の発音は [fuˈtuːra] であり「フトゥーラ」が最も近い。正式なものではないが、日本では「フーツラ」の表記が幅広く浸透している。 Futuraで書かれたボーイング747のオートパイロットコントロール。Futuraは