東・西日本では秋雨前線が停滞しやすく、曇りや雨の日が多かったため日照時間はかなり少なかった。湿った空気が流れ込みやすかったほか台風第21号と第24号の影響を受けたため降水量もかなり多かった。北日本では上旬と下旬は前線や低気圧の影響を受けやすかったが、中旬は移動性高気圧に覆われて晴れた日が続き、特に北海道地方では月降水量はかなり少なかった。沖縄・奄美でも湿った空気の影響を受ける時期があり、下旬は台風第24号の影響で大雨の所があったが、中旬は晴れた日が多かった。4日には台風第21号が徳島県に上陸し、東・西日本で大雨となったほか近畿地方を中心に暴風や高潮による被害が発生。29日には台風第24号が沖縄・奄美に接近、30日に和歌山県に上陸し、強い勢力で東日本を通過したため広範囲で暴風や大雨となり被害も発生した。気温は北日本では暖気に覆われる日が多く高かったが、東・西日本では大陸から寒気が南下する時期