2012年7月12日のブックマーク (1件)

  • 日経の元敏腕記者が明かす、崩れ始めた広告モデル

    24年間お世話になった日経済新聞社を退社・独立して1年が経った。衝動にかられて辞めたわけではない。かねて私は「新聞」が500年ぶりの大変革期を迎えていると考えていた。その中で、経済専門紙である日経新聞はまだ優位性があると見ていたが、業界全体の地盤沈下の中で、残念ながらそれも難しいと見切ったのだ。 もっとも縮小均衡の経営でいけば、私の60歳定年(2022年のはずだった)までは世間相場以上の収入は得られただろう。だが、縮小均衡の組織の中では面白い仕事は望めないし、ジャーナリストの命である「自由」は保てない。 500年ぶりの大変革期とは何か。日経の特派員として勤務したドイツには、世界最古とされる「新聞」がある。国境のボーデン湖に近い修道院で見つかったもので、1605年と記載されている。この「レラツィオン」は、ヨハン・カルロスという製職人が副業として始めたもので、発行部数は150部であった、と

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