4月21日に日本動物園水族館協会(JAZA)が世界動物園水族館協会(WAZA)から会員資格を停止され、5月中に対応を決定することが報道されている。 JAZA には慎重な判断を求めたいところである。日本の半数の施設は JAZA に加盟しておらず、WAZA の在籍、脱退は加盟施設側の問題となる。JAZA 加盟施設が改善策をとる、あるいは JAZA を退会するというのも手であろう。 この件は以前から懸念されていた事項であり、反捕鯨を主張する団体が仕掛けてきたものだ。イルカ漁を批判した映画 THE COVE に出演した活動家リック・オバリー(本名Rechard Barry O'Feldman)、自然保護を標榜し海外の団体と協調するエルザ自然保護の会(代表:辺見 栄)、昨年和歌山県の水族館に人種差別を理由に訴訟を起こした Australia for Dolphins (代表:Sarah Lucas)