かつて2015年に紹介した『紙袋の安くなる方法を知りたい方は必見です!』では「手貼り」と「機械貼り」について、2017年の『紙袋のサイズと価格』では「貼り合わせ」についてお話しした、紙袋の製作Tipsシリーズの(間の開きすぎな)続編です。 さて早速ですが、ここに2サイズの手提げ紙袋があるとします。 ①は縦330x横250xマチ50mm、②は縦420x横300xマチ60mm、違いはサイズだけで、紙も印刷デザインも持ち手の種類も同じ紙袋で、作る数量も同じ500枚とします。 その場合、この2サイズの手提げ紙袋の価格差はどうなるでしょうか? 普通に考えれば、大きな②より小さな①の方が価格が安くなるのではないかと思いがちなのですが、実はこの2サイズの手提げ紙袋の製造原価は全くの同額なのです。 それは何故か。 これは以前『紙袋の印刷について』でも紹介させて頂きましたが、紙袋は基本的に一枚の紙を折って製