これまでポリ袋や不織布バッグ、紙袋への印刷について書いてきましたが、今回はその印刷そのものに使う「色」の話です。 太陽の下で地球の生物が目を持って以来、そのほとんどは「光」を感じて色を識別します。なので人間が見える色は全て「光の三原色」で表せ、あなたが今見ているモニターやスマホ画面、テレビもその「光の三原色」つまり「赤 Red」「緑Green」「青 Blue」の組み合わせで絵や文字が表示されています。白は全ての色がある状態、逆に無いと黒に見えるのです。「RGB」や「加法混色」と言われるのがこれ。 ところがこの色を印刷などでそのまま使うのは不可能です。なぜかというと、光はいろいろな色を混ぜると、どんどん白に近づく(太陽の光をプリズムで分けて、虹を作ったりしませんでしたか?)のですが、同じようにいろんな色のインクを混ぜると、出来上がったものはどんどん黒に近づいていってしまうからです。 そこで使
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