約2億光年離れた宇宙にある銀河「NGC1600」。ここに超大質量ブラックホールが見つかった(撮影日不明、提供写真)。(c)AFP/ESA/HUBBLE /NASA, ESA, Digital Sky Survey 2 【4月7日 AFP】超大質量ブラックホールが宇宙の予想外の場所で見つかったとの研究論文が6日、発表された。論文によると、怪物級のブラックホールが、これまで考えられていたよりはるかにありふれた存在であることを示唆する発見だという。 米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)の天文学者チームは、推定質量が太陽の170億個分の超大質量ブラックホールが見つかったのは、宇宙の比較的不毛な領域だと、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載の研究論文で述べている。 「超大型ブラックホールは、大都会のマンハッタン(Manhatta