〇東京大学の五月祭で、学生団体GEILが主催する「JCO事故と『3・11』から見た原子力災害への備え」と題するパネルディスカッションに登壇してまいりました。 対談の相手は、JCO事故後の対応で一緒にはたらいた、日本原子力研究開発機構の緊急時対応のエキスパート渡辺隆文さん(水戸市在住)。いわば、戦友。JCO事故前の原子力災害を想定していない時代から、JCO事故後の原子力災害対策特別措置法の制定、菅直人内閣での福島第一原発事故への対応の教訓から、今年正月の能登半島地震で浮かび上がった課題まで、渡辺さんの技術的知見と私の行政・政治の観点からの体験談を織り交ぜ、体系だった良い議論ができたと思います。 この硬派な企画の外では、銀杏並木の下で各種サークルや駒場のクラスでの屋台などのキャピキャピした学園祭の賑わいが。私が5年間の在学中五月祭に出たのは、1回だけ。ヨット部の私にとって、ハイシーズンだったの