忌野清志郎さんが高校時代の交際相手に贈った録音テープ。絵も歌詞カードも手書きだ忌野清志郎さん ロックシンガーの忌野清志郎(いまわの・きよしろう)さんが昨年5月2日に亡くなって、間もなく1年。清志郎さんが高校時代の交際相手に贈った自作の歌のテープが確認され、このほど内容が分かった。初期のRCサクセションのメンバーとスタジオ録音した本格的な内容で、デビュー直前の清志郎さんの原点をみずみずしく伝えている。 曲は古いオープンリールテープに録音されていた。清志郎さんの手元を離れて以来、贈られた女性以外で聴いた人はいなかったという。ノンフィクション作家の神山典士(こうやま・のりお)さんが昨年つきとめ、このほど内容を確認した。 録音は1968年、清志郎さんが都立日野高校に通っていた2年生の冬とみられる。プロデビュー(70年)の直前だ。全7曲で約36分。初期RCサクセションのメンバー、破廉(はれん)