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ブックマーク / genpatsu.tokyo-np.co.jp (2)

  • やはりベントできなかった2号機 東京電力福島第一原発

    水素爆発こそ起こさなかったものの、東京電力福島第一原発事故で最も多くの放射能を撒き散らしたとされる2号機。原子力規制委員会による現地調査で、2号機のベント(排気)配管の途中にある仕切り板(ラプチャーディスク)はほぼ汚染されていないことが分かり、やはり一度もベントが成功しなかったことが確定的になった。 2011年3月14日夜、ベントによる原子炉の減圧ができず、消防車では注水もできず、メルトダウン(炉心溶融)が進んだ。 結果的には、翌日早朝、格納容器下部の圧力抑制室付近で爆発音がした後、炉の圧力が下がって注水が再開。格納容器が破裂し東電も現場放棄するしかない最悪の事態は回避された。 しかし、破断部から高濃度に汚染された生の蒸気が外部に大量流出する結果を招いた。(山川剛史)

    やはりベントできなかった2号機 東京電力福島第一原発
  • 人力で排気筒切断、4ブロック目の作業完了 福島第一原発

    東京電力は12月4日午前、福島第一原発1、2号機建屋脇に立つ排気筒の解体で、作業員を高さ110メートル付近の頂部まで上げて、電動工具で4ブロック目の筒体を輪切りにする作業を終えた。昼過ぎには、頂部に設置したものの不具合で使えなくなった切断装置と一緒に、クレーンで地上につり下ろした。(小川慎一、山川剛史) 午前8時半すぎ、クレーンでつり上げられた鉄製かごから作業員3人が筒頂部の切断装置に移った。その後、筒外周の足場からロープを着けて1メートル下り、ディスクグラインダーという充電式工具で筒体を処理。輪切りする部分は前日の同様の作業で、20センチ分を残すだけとなっていた。 午前10時40分すぎ、作業員をのせたかごがクレーンで地上に下ろされた。 午後0時半すぎから、切った筒体(高さ2メートル)と鉄塔部分を切断装置と一緒にクレーンでつり下ろした。解体した筒と鉄塔の重さは合わせて約10トン。 作

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