フィリピンのラシエルダ大統領報道官は26日、韓国と北朝鮮の緊張がさらに高まった場合、韓国に滞在する5万人以上のフィリピン人を日本に緊急避難させることを検討していることを明らかにした。現地の報道によると、すでに日本政府に一時滞在を認めるよう打診しているという。 ラシエルダ報道官によると、北朝鮮の砲撃事件を受け、アキノ大統領が朝鮮半島の緊急時の対応を検討するように指示した。韓国にいる5万人以上のフィリピン人を直接帰国させるのは困難なため、朝鮮半島に近いフィリピンと友好関係のある国への一時避難を検討した結果、日本に白羽の矢が立ったという。