人生のだいたいの時間をマスクマンとして過ごしたい―――そんな風に考えてみたりすることってありませんか。私はあります。というか最近ものすごくその傾向が強い。世の中の全てが嫌になった…もうマスクとかして浮世離れした存在になりたい…とかそういう話ではないんですけど、単純になんかマスク被って日常生活を送れたらとても素敵なことなんじゃないだろうかと思うんですよね。一時期の私はものすごくルチャドールに憧れを抱いていたのですけども、それはその存在そのものよりもマスクマンとしての生活に憧れを抱いていただけなのではないかと最近は思う。マスクマンになることのメリットというのはよく解らないですけど、マスクマンにならない事のつらさというのは理解出来る。たかがマスクを被ることに躊躇してしまう自分の志の低さというかそういうのを実感してしまってるわけですよ。ためしにマスクマンになってしまった時のことを考えてみると意外と