日本郵船の株主総会、原子力利用の方針変えず、LNG燃料船も「真剣に検討」(1) - 11/06/24 | 19:35 日本郵船は23日午前10時より、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京にて株主総会を開いた。同社は前2011年3月期決算において2年ぶりの営業黒字化を達成。しかし、3月11日に発生した東日本大震災による被害や、業績への影響など不安要素もあり、これらの点に株主の注目が集まった。 総会では、配当に関する議案(1つ)、役員選任に関する議案(3つ)、買収防衛策に関する議案(1つ)が扱われた。 会場に訪れた株主は875人(昨年は678人)。11年3月期の事業報告が行われた後、工藤泰三(やすみ)社長が対処すべき課題や今回の震災で同社が受けた被害について説明した。その後の70分間にわたる質疑応答の場面では、9人(昨年は8人。他に書面での質問が1人)の株主が質問に立ち、工藤社長のほか