著者プロフィール:村山昇(むらやま・のぼる) キャリア・ポートレート コンサルティング代表。企業・団体の従業員・職員を対象に「プロフェッショナルシップ研修」(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)を行う。「キャリアの自画像(ポートレート)」を描くマネジメントツールや「レゴブロック」を用いたゲーム研修、就労観の傾向性診断「キャリアMQ」をコア商品とする。プロ論・キャリア論を教えるのではなく、「働くこと・仕事の本質」を理解させ、腹底にジーンと効くプログラムを志向している。 私は最近、「概念工作家」という肩書きを付けるようになりました。英語表記では「コンセプチュアル・クラフツパーソン(conceptual craftsperson)」と勝手に造語をしています。 私は、子どものころから工作が好きで、木工や粘土細工、紙工作、電気回路のハンダ付けなど時間を忘れてやっていました。大人になるに