4月23日(土)に学習院大学(目白)で開催された緊急討議、「東日本大震災 被災支援とMLAK-いまわたしたちにできることは」が、約400名の参加者を得て開催された。同会の主催者で、saveMLAKプロジェクトリーダーの岡本真氏によるMLAK連携の展開に関する話から始まり、続いてM(美術館・博物館)、L(図書館)、A(アーカイブズ)、K(公民館)、文化庁(文化財レスキュー)の立場から、それぞれの登壇者が現在の状況と、今後の対策などについて発言した。以下、その概要を掲載する。 発言1:MLAKの展開(岡本真) 東日本大震災の直後、ライブラリーサービスは今何ができるかを考え、震災による図書館の被災・救出情報をまとめて掲載するsavelibrary@ウィキを作成した。その後、savemuseum(美術館・博物館)、savearchives(アーカイブズ)、savekominkan(公民館)