★Trend 萌え寺入門 ’09年に、入り口に設置した“萌え看板”により、日本だけでなく、世界にも知られるようになった松栄山・了法寺。その人気は衰えることなく、’12年11月にはソーシャルゲームが登場。配信から約10日で、5万ダウンロードを突破するなど、いまなお多くのファンに愛されている。ただ、お寺の住職である中里勝孝氏は、看板のイラストを描いたクリエイター・とろ美さんの作品を初めて見たとき、「正直、固まりました(笑)」と当時を振り返る。 「そもそもあの看板は、お寺が通りから奥まったところにあり、地元の方にも知られていなかったので、もっとお寺のことを知ってもらうために作ろうと考えました。ただ、境内にある看板は文字ばかりで、興味のある方しか読まないことが多い。私自身、どういった看板を作れば多くの人の目に留まるのかまったくわからなかったので、三井さんに相談したんです」 中里氏の友人である