岸上氏: どちらかというと、制約から逆算して作るパターンなんですね。 支倉氏: そうですね。 岸上氏: 制約から逆算して作るのは、ゲーム的な考え方ですよね。 支倉氏: でも『東京クロノス』は、同時に8体のキャラクターが出てきますよね。意味がわからないですよ(笑)。よく動きましたよね。 岸上氏: 要するに、物語が魅力的で、キャラクター数が少なくてじっくりコミュニケーションできるものだと、支倉さんに敵うとは思えなかったんですよ。 だから「キャラクターをたくさん出す」と僕が勝手に言って。そういう経緯だったんですよね、じつは。 小山さんは初めてVRでストーリーを作られてみて、いかがでした? 小山氏: 僕は逆にスペック面とかわからなくて、ぜんぜん気にせずに書いてしまって。背景は一応これぐらいの数に収めるというのがあったんですけど、勝手に増やして監督に怒られたり(笑)。 岸上氏: ちなみに、小山さんが
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