2013年3月25日のブックマーク (1件)

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    ●『たまこまーけっと』十一話。 たまこの「天然」さとはつまり、自身のテリトリーとアイデンティティとを絶対的に防衛しようとする働きからきている。この、揺らぐことのない「たまこナショナリズム」は、例えばもち蔵やみどりのたまこへの感情を「なかったことにする(気づかないことにする)」ことによって成り立つ。あるいは、「たまこ、幸せになれよ」という父の言葉を、「たまご、にわとりになれよ」と強引に(半ば意識的に)聞き違えることで成り立つ。鉄壁のガード。たまこの、商店街ともち屋への執着は、自身の過去と記憶への忠誠と服従を表わしている(例えば母の鏡台への献花)。周囲の人物すべてを、自身の過去と記憶をもとに配置し、世界がその軌道から逸れようとすると、そのズレを「なかったこと」にする。たまこは、この世界から一歩も出ないと自らに誓い、その法によって周囲の世界の安定(絶対的たまこ王朝)を維持する。世界は、世界を自ら

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    fumimotata
    fumimotata 2013/03/25
    テリトリーを持つことは即ちナショナリズムというわけではない。歌を歌い、落とした木の葉を裏返し領土を標示する鳥はナショナリストなのか。いっそそれはリトルネロと言うべきではないのか。