この項目では、伝説の獣の像であるシーサーについて説明しています。その他のシーサーについては「シーサー (曖昧さ回避)」をご覧ください。 瓦屋根の上のシーサー(名護市) 国際通りのシーサー(那覇市) シーサーは、沖縄県などでみられる伝説の獣像。魔除けの意味を持ち、屋根の上に設置されることが多いとされている[1]。 概要[編集] 名前は「獅子(しし)」(元はサンスクリット語のライオン、シンハー[2])を沖縄語で発音したものである[3]。八重山方言ではシィーシィー[4]、シーシ-[5]という。 スフィンクスや中国の石獅子(中国語版、英語版)、日本本土の狛犬などと同じく、源流は古代オリエントのライオンと伝えられている[6]。犬という説もあるが、沖縄に関連の深かった中国や南方からの影響を考えてやはり獅子であろうという意見や[7]、またその音からも獅子と断言される事がある[8]。中国南部や台湾には風獅