龍王峡は、大きく3つの区画に分けられます。 上流の紫龍ヶ渕は、2,200万年前の海底火山の爆発で安山岩が流れ出して形成されました。 紫龍ヶ渕の上に火山灰が体積して出来た青龍峡。 さらに、その上に白っぽい流紋岩が流出した白龍峡。 約2キロの探究路の中で、変化に富んだ渓谷の表情を楽しむことが出来ます。 白龍峡 虹見橋を過ぎると、両岸の岩々が白っぽい流紋岩から形成されています。白い渓谷には、かめ穴、流紋岩の割目などの景観を楽しめます。 虹見の滝 野沢からの清流が、晴れた日には陽光に輝き美しい虹を架け、虹見の滝となって鬼怒川に流れ落ちて行きます。 竪琴の滝 竪琴の弦のように清らかな水が幾筋にも分かれて流れていきます。 かめ穴 まだ川底だった頃、穴になっている部分の岩質が、流されてきた石より柔らかかったため、渦巻きの流れの中で石が臼の働きをして造られたものです。 流紋岩の割れ目 海底火山から流出した