現在、国会で精神保健福祉法の改正が検討されています。 最大の関心の的は、措置入院の取り扱いです。 明日(2017年4月25日)、参院厚生労働委員会で、大詰めの審議が行われます。 検討されている法案の、どこが問題なのでしょうか? 1. そもそも犯罪対策として意味がない(2017.4.28 小修正を加えました) もともと、2017年2月に閣議決定された精神保健福祉法改正案やに関する厚労省の説明資料によれば、改正の趣旨は「二度と(注:相模原事件と)同様の事件が発生をしないよう」ということでした。 改正内容を3行で言うと です。 名目は、監視や閉じ込めではなく本人の支援ですが、 「一度措置入院ということになったら、監視しつづけましょう」 ということです。 相模原事件の加害者は、殺人予告を行って措置入院となり、措置入院中に大麻を使用していたことが判明したものの病院から警察への情報提供は行われず、措置
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