昨今、テレビ等の情報番組で食べるラー油に続く調味料として、「塩麹」が注目を集めていることは、御存知のことと思います。 「塩麹」は、至ってシンプルな調味料です。米麹に塩を混ぜます。それに水を加えて熟成させると、軽くトロミがつきます。それが、「塩麹」です。 嘗めるとしょっぱくて、後でほんのり甘味が残ります。 作り方 米麹に対して、その重量の1/3の食塩を混ぜます。その混ぜたものと同量より少し少なめ水を加えます。重量比で表わすと、米麹15:食塩5:水17程度が一般的な配合のようです。 それを常温で1週間程度置き、1日に1回は空気を入れるようにかき混ぜる。この割合で混合すると、塩分は、13.5%となります。 これを少し科学的に解説すると、麹菌の作った酵素によって、米のでん粉やたん白質などが分解されることにより、とろみや甘み、旨みと感じられる物質ができる。さらに、酵素が含まれた塩麹を使うことにより、