Sophosで上級研究者を務めるチェスター・ウィスニーウスキー氏の仕事は、製品チームの同僚とは異なる。同氏が脅威の調査に長い時間を費やすことはない。同氏の仕事はダークウェブの奥深くに入り込み、サイバー犯罪者が何をたくらんでいるかを明らかにすることだ。 ダークウェブでの活動の多くは、薬物、ポルノ、銃、マルウェアを密売するオープン市場が中心になっている。中でもマルウェアは、漏えいしたエクスプロイトを利用して国家的な犯罪者が作成したものが商品化されている。こうした市場には簡単にアクセスできるとウィスニーウスキー氏は言う。 「紹介さえ受ければ誰でも登録してアクセスし、違法薬物やマルウェアツールキットを購入できる」 ダークウェブの中でも、ほぼロシア語で記述される閉鎖的なフォーラムへのアクセスはより難しくなる。 ウィスニーウスキー氏は次のように話す。アカウントを取得するには紹介が必要になる。フォーラム
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