タグ

ブックマーク / ncode.syosetu.com (8)

  • ある日突然、私の口座に間違って二千万が振り込まれたときの話

    なにやら騒ぎになっている返還拒否の問題を目にするにつけ、ひとつ思い出されることがあります。 ある日突然、私の個人口座に二千万円が振り込まれたことがありました。 奇しくもその日は、私の贔屓球団のチケット発売日でございました。 このチケットが、シーズン全日程分を開幕前に一斉販売するものでしてね。この発売日でないとどの試合も買えなくなるんですよ。 いや人気のない頃は普通に当日券で観戦できたんですけどね。 なぜ二千万が振り込まれた話にチケットが関係あんのさ、と思われるでしょうが、まあまあ、続けて読んでみてくださいませ。 そりゃもう、当時のチケット争奪戦はすごいものがありまして。 全試合、プラチナチケット状態ですよ。発売10分後に全日程全席完売は当たり前ですよ。 そんな状態なので、オークションで高額で取引されたりしてました。 許せません。絶対に転売ヤーに負けるわけにはいきません。ファンの誇りに懸けて

    ある日突然、私の口座に間違って二千万が振り込まれたときの話
  • ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」

    はじめに言っておきますが、「中世ヨーロッパの収穫率(播種量→収穫量の倍率)が3倍程度だった」というのは資料上確かな事実であり、これ自体を否定する気は一切ありません。 しかしながらここから「ヨーロッパの農民は常に少ない収穫に苦しんでいた」だとか、「30倍にもなる稲は麦より優れた作物だ」なんて話に進んでいくのを見ると、それはちょっとおかしいぞと思います。 今回はそうした状況を生じる要因について見ていきながら、この数字のトリックを暴いていきたいと思います。 ■灌漑に関する話 農業の大きな区分として「天水農業」と「灌漑農業」があります。 これらは作物に対する水の供給方法の違いであり、前者は基的に降雨からのみ、後者は河川等から人為的に引き込む方法をとります。 日がどちらかといえば完全に後者が多く、代表的なのは言うまでもなく水田稲作でしょう。 また学校教育の世界史なんかでも、文明成立=灌漑農業とし

    ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」
  • 「君、勇者じゃなくて村人だよ」職業貸与者《ジョブ・レンダー》~パワハラ勇者達に追放されたので、貸してたジョブはすべて返してもらいます。本当は外れ職業と気づいて貸してくださいと泣きつかれても、もう遅い!

    「君、勇者じゃなくて村人だよ」職業貸与者《ジョブ・レンダー》~パワハラ勇者達に追放されたので、貸してたジョブはすべて返してもらいます。当は外れ職業と気づいて貸してくださいと泣きつかれても、もう遅い! 「トール。お前気づいてるだろ? 俺達、最強の勇者パーティーに何もしない荷物持ち(ポーター)は必要ないんだよ」 15歳の時に天職を与えられる世界。幼馴染の俺達五人は勇者パーティーとして旅立つ事になった。 『ジョブ・レンダー』という職業を貸与する天職を与えられた俺。他のパーティーメンバーは外れ職業しか授かっていなかったのである。 俺は幼馴染の4人にチート職業を貸与する。 『ジョブ・レンダー』には四人までの使用制限があった。俺は四人に職業を貸与しているため、無力な存在となってしまう。仕方なく俺はパーティーの荷物持ち(ポーター)をする事に。 チート職業を得た勇者パーティー連戦連勝を繰り返す。 その事

    「君、勇者じゃなくて村人だよ」職業貸与者《ジョブ・レンダー》~パワハラ勇者達に追放されたので、貸してたジョブはすべて返してもらいます。本当は外れ職業と気づいて貸してくださいと泣きつかれても、もう遅い!
  • 異世界シャワー

    それは、一粒の赤い滴からはじまった。 「……おりょ?」 シャワーから滴り落ちた赤い液体を掌に取り、瀬見川は間抜けな声を上げた。 新宿東口というよりも西武新宿にほど近い位置にある、古いサウナの大浴場。 その一角で、徹夜疲れの身体を流そうとしていたときに、雫は落ちてきた。 「なんじゃこりゃ」 配管に錆でも浮いたかと思ったが、それにしてはいい知れない不気味さがある。 錆で濁った水は、ここまでぬるりとしていないものだ。 すみませーん、と暇そうにしている男子大学生風のバイトに声を掛けながら、瀬見川はもう一度蛇口を捻ってみる。勘違いでしたとなると、少し恥ずかしい。 どぼどぼどぼとシャワーから溢れ出るのは、やはり、赤い液体だ。 「うっわ、すんません」 少し北の訛りのある謝罪の言葉を述べながら、バイトが慌ててタオルを取りに走る。 だが、瀬見川にはそんなことよりも気になることがあった。 「……これ、血だよな

    異世界シャワー
  • ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった - ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術

    宇宙におけるある事柄について、とくに強く訴えた宇宙飛行士がいる。 その男の名はジム・ラヴェル。 とある宇宙飛行と、ある映画の大ヒットによって非常に有名になった男である。 この名前が出ると恐らく普通の人間なら「もっと宇宙飛行は安全性を考慮すべきだ!」と思うかもしれない。 しかしラヴェル船長はアポロ13号にて帰還した会見にて最も困難だったことについて触れているが、それはアポロ13号が戻ってくるかどうかよりも彼にとって重要な事柄だった。 これは彼が3度も遭遇した受難の記録であり、彼の自伝を読むと何度もその件について触れている記録。 ではまず、アポロ13号からはすこし時を戻す。 1961年。 公式記録上、人類が初めて空を飛んだ日。 この日を境にして人は地球の外を飛ぶようになる。 米国は自国の遅れから大急ぎで宇宙船を急造して飛ばすが、ハッキリ言えばマーキュリー計画とは核弾頭の代わりに人を核ミサイルに

    ソ連の宇宙技術は最強過ぎたのだが、それを西側諸国が完全に理解したのはつい最近だった - ラヴェル船長の受難とソビエト及びロシアだけが保有する衛生管理技術
  • 序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)

    息子へ。 母です。お元気ですか。 あなたが異世界に行ってから、もう2年が経ちました。 そちらは住み良い世界ですか? 今も冒険の旅の途中ですか? ちゃんと幸せに暮らしていますか? ……皆さんは、ご存知だろうか? 世に発表されている『異世界転生・転移もの』のライトノベルのうち、実に七割以上が、 “交通事故で我が子を失った母親” の手によって書かれているということを。 そんな小説を読む皆さんのための、序文(全異世界ラノベ共通仕様)です。

    序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2017/08/03
    ステマとは一体。
  • 武姫の後宮物語

    ヘレナ・レイルノート侯爵令嬢は二十八歳にして、ガングレイヴ帝国八大将軍が一人『赤虎将』の副官である武人である。 そんな彼女に、ある日即位したばかりの皇帝の抱える後宮に入るよう辞令が出された――これは、花を愛でる時間があるなら剣を振れ、詩を詠む時間があるなら体を鍛えろ――そんな脳筋な令嬢が、愛憎渦巻く後宮で過ごす日々である。 『小説家になろう』トップページにて、『今日の一冊』第1回で紹介されました! ※カドカワBOOKSさまより書籍化することになりました。8/10発売しました。 プロローグ 2015/09/04 18:00(改) プロローグ2 戦後 2015/09/05 18:00(改) 混沌の情勢 2015/09/06 18:00(改) 後宮初日――女官長との邂逅 2015/09/07 18:00(改) 後宮初日――『月天姫』との対峙 2015/09/08 18:00(改) 後宮初日――『

  • トラック転生多すぎだろ! ~トラックの運ちゃんたちが泣いてます~

    ▼配色 指定なし(作者設定優先) 標準設定 ブラックモード ブラックモード2 通常[1] 通常[2] シンプル おすすめ設定

  • 1