今、特にネットの世界で散見する「行き過ぎた弱者配慮」が気になるというはあちゅうさん。「弱者が強者」になっている社会に対し、警鐘を鳴らします。 過剰な配慮は差別の始まりでは? 最近、立場が弱く見えるへの配慮が過剰になっていて、その分、立場の強い人や普通に暮らしている人たちの権利や主張が圧迫されているような気がします。 このことを感じたきっかけは、昨年春に執筆した『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』という本を出版したときのこと。タイトルにある「ウツ」に反応した人たちから、「そんなふうにカジュアルにうつという言葉を使うなんて、本当のうつの人に対して失礼だ」というバッシングがあったんです。 でも、「プチうつ」や「うつっぽい」なんて言葉が雑誌でも取り上げられているように、うつという言葉は、カジュアルに使われ始めています。逆に、うつ病を特殊な病気として腫れ物のように扱ったり隠したりするほうが問
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