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先週はブータンに行ってきた。25年に一度の大法要が行われていて、それに参加をした。その大法要は第69代ジェイ・ケンポが取り仕切っていた。 第69代? そう、ブータンの宗教のトップもチベットのダライ・ラマのように輪廻転生していくのだ。その大法要には1万を超える人が参加していて、輪廻転生を信じていた。輪廻転生を本気で信じることは馬鹿らしいことのように感じていたが、その場にいるとそれを信じないことのほうがおかしく感じ始めた。 別の文明から現代日本にやってきたとする。その時に、紙をお金と言って信じている姿は、ブータン人が輪廻転生を信じている姿と、何か変わるところがあるだろうか? 社会は、幻想の上に構築されている。そして、ブータン人と日本人は違う幻想を見ている。ブータン人は、韓国人、中国人よりもずっとずっと日本人に似ていた。性格も似ているように思う。ほとんどの部分が一緒だけれども、根っこで持っている
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