ふくい産業支援センターが運営するウェブサイト「ふくいナビ」が、契約先の手続きミスにより利用するクラウド上のデータが消失した問題。その後の調査でバックアップが見つかり、復旧の目処がたったことがわかった。 今回の問題は、同センターの契約先であるNECキャピタルソリューションにおいて、内部手続きに不備があり、クラウドインフラを運用するNECとの間で使用継続の手配に漏れが発生。契約が打ち切りとなり、クラウド上のシステムや利用者データが削除された。 クラウドより消去されたデータは、セキュリティの観点から復旧が難しい状態だったが、同社にくわえて同サイトの運用保守を担当する事業者も入り調査を進めたところ、同センター内にある旧サーバ内にバックアップデータが保存されていたことが判明した。 旧サーバには、クラウドへ移行する以前の旧システムに関するプログラムのほか、クラウドにおける10月5日時点での同サイト利用