僕が最近のニュースで最も戦慄したのは、ドクタードルフィンという人物(本名 松久正)のことだ。 本業はカイロプラクティック医師らしいが、とにかくプロフィールに載せてることがすさまじい。「高次元医学」というもので薬や手術をまったく使わないのだという。「人間存在として進化・成長を求める方、生きがいや生きる力を必要とする方、難病を患われている方、原因不明の疾病や難治性疾病、精神疾患、人間関係や家庭環境の問題で苦しまれている方、どなたでも受診できます」とのこと。その治療法は「遠隔診療」と呼ばれるもので、「超次元・超時空間での松果体の覚醒を目的としており、対面より高度です」という。 昔のSFファンなら思わず「懐かしい」と叫んでしまうフレーズの数々(笑)。いやー、「松果体」なんて古臭い単語をまた目にするとは。昔は脳の構造がよく知られてなかったんで、松果体がテレパシーの送受信器官だという説があったんだよ。
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